

Pythonをこれから始めようとする初心者の多くが、最初にぶつかる壁がバージョンの選び方です。
とりあえず新しいものを入れておけば安心と考えがちですが、実はプログラミングの世界ではそうとも言い切れません。
バージョンが違うだけで、動くはずのプログラムがエラーになってしまうこともあるからです。
特に、これから様々なライブラリを使って開発を進めていく場合、使いたいツールが最新版に対応していないというケースはよくあります。
せっかく勉強を始めたのに環境構築でつまずいてしまうのはもったいないですよね。
この記事ではPythonは最新版を使うべき?開発環境別のおすすめバージョンとはについて解説していきます。
Pythonは最新版ではなく安定版を選ぶのが正解
Pythonをインストールする時は、出たばかりの最新版ではなく、一つ前の安定版を選ぶのが最もおすすめです。


最新版のPythonは、リリースされてからまだ日が浅いため、世界中の開発者が作る便利なツール(ライブラリ)が対応しきれていないことがよくあります。
そのため、初心者が最新版を使うと、次のようなトラブルに巻き込まれる可能性があります。
- 参考書のコードをそのまま打ってもエラーになる
- 使いたい機械学習のライブラリがインストールできない
- ネットで解決策を検索しても情報が少ない
こうした理由から、多くのプロのエンジニアも、実務では最新版を避けて安定したバージョンを使っています。
バージョン選びで迷ったら、最新版のマイナーバージョンが1つか2つ前のものを選ぶと、ツールも充実していて安心して学ぶことができます。
初心者のうちは、環境構築でつまづかないことが何よりも重要です。
開発環境によって適切なバージョンは変わる

Pythonの開発環境は、何を作りたいかによっておすすめのバージョンやインストール方法が変わってきます。
例えば、Webアプリを作りたい場合と、AIやデータ分析をしたい場合では、揃えるべき道具が違いますよね。

AIやデータ分析をやりたいならAnacondaというパッケージが便利です。
これにはデータ分析によく使うツールが最初からセットになっているので、個別にバージョンを気にしてインストールする手間が省けます。
一方で、Webアプリ開発をしたいなら、公式のPythonをそのままインストールし、必要に応じて仮想環境を作ってバージョンを管理するのが一般的です。
- データ分析・AI:Anacondaを使って安定版を導入する
- Webアプリ開発:公式Pythonで仮想環境を作る
- プログラミング学習:公式Pythonの1つ前の安定版を選ぶ
このように、自分のやりたいことに合った環境を選ぶことで、無駄なトラブルを避け、スムーズに開発を進めることができます。
最新版を使ってしまうと起きる具体的なトラブル
最新版のPythonを使ってしまうと、具体的にどのようなトラブルが起きるのでしょうか。


一番多いトラブルは、外部のライブラリがインストールできないという問題です。
Pythonの魅力は、世界中の人が作った便利なプログラム部品(ライブラリ)を簡単に使えることですが、これらはPythonのバージョンに合わせて作られています。
Python本体が新しすぎると、部品のアップデートが追いつかず、互換性がなくて動かないという事態に陥ります。
- 有名ライブラリ(NumPyやPandasなど)が使えない
- エラーメッセージが出てもネット上に解決策がない
- 学習教材の通りに進められない
エラーの解決に何時間も取られてしまうと、プログラミング自体が嫌になってしまいますよね。
だからこそ、情報が豊富で多くのツールが対応している安定版を選ぶことが、結果的に学習の近道になります。
バージョン管理ツールを使って賢く使い分ける方法

Pythonの開発に慣れてくると、複数のプロジェクトで別々のバージョンを使いたくなることがあります。

そんな時に便利なのが、バージョン管理ツールです。
代表的なものに「pyenv」というツールがあります。
これを使うと、1つのパソコンの中に複数のPythonバージョンをインストールし、プロジェクトごとに簡単に切り替えることができます。
初心者のうちは少し難しく感じるかもしれませんが、本格的に開発を始めるなら必須の知識になります。
- pyenvを使って複数のバージョンを同居させる
- venvを使ってプロジェクトごとに環境を分ける
- 不要になった環境は簡単に削除できる
プロジェクトごとに環境を分けることで、バージョン同士の衝突を防ぐことができます。
最初は1つの安定版で学習を進め、慣れてきたらこうしたツールに挑戦してみると、さらにレベルアップできますよ。
Pythonバージョン選びに関するよくある質問
ここでは、Pythonのバージョン選びについて、よくある質問とその回答をまとめました。


Pythonには大きく分けて2系と3系がありますが、2系はすでにサポートが終了しています。
そのため、特別な理由がない限りは3.x系を選ぶのが常識となっています。
- Q:2系と3系はどちらを選ぶべき?
- A:必ず3系を選んでください。2系はサポートが終了しています。
- Q:MacとWindowsでバージョンの選び方は違う?
- A:基本的には同じですが、Macは最初から古いPythonが入っていることがあるので注意が必要です。
- Q:インストールしたバージョンを確認するには?
- A:コマンドラインで「python –version」と入力すれば確認できます。
自分が使っているバージョンを常に意識しておくことで、トラブルが起きた時も原因を特定しやすくなります。
プログラミングを挫折せずに学ぶならスクールもおすすめ

Pythonの環境構築は、バージョン選びだけでも一苦労ですよね。
独学でプログラミングを始めると、こうした環境構築のエラーで挫折してしまう人がとても多いんです。


もし環境構築やエラー解決に時間を取られたくないなら、プログラミングスクールを活用するのも手です。
スクールなら、環境構築からしっかりとサポートしてくれるので、プログラミングの学習そのものに集中できます。
わからないことをすぐに質問できる環境があるのは、挫折しないために非常に重要です。
- 環境構築でつまずかない手厚いサポート
- 実践的なカリキュラムで効率よく学べる
- プロの講師にいつでも質問できる環境
特におすすめなのは以下の3つのスクールです。
自分に合ったスクールを見つけて、Pythonマスターへの第一歩を踏み出してみてくださいね。
DMM WEBCAMP 学習コース(プログラミングコース)
Skill Hacks
CodeCamp
Pythonの環境構築は安定版を選んでスムーズに始めよう
Pythonの学習を始めるにあたって、バージョン選びはとても重要です。
最新版の魅力に惹かれる気持ちもわかりますが、初心者のうちは情報が多く安定している1つ前のバージョンを選ぶのが一番の近道です。


環境構築でつまずいてプログラミングを嫌いになってしまうのは、本当にもったいないことです。
目的に合わせた環境をしっかり整えて、楽しくPythonの学習を進めていきましょう。
もし一人で進めるのが不安になったら、スクールの無料体験などを活用して、プロのアドバイスをもらうのもおすすめです。
ぜひ、あなたにぴったりの環境でプログラミングを楽しんでくださいね。



